
「今日は、これだけにしよう」
食べる前に量を決めたのに、
一口食べると、もう少し、あと少し。
お腹はいっぱい。
それでも手が止まらない。
食べ終わると、
「また約束を守れなかった」と落ち込む。
誰かに話したいけれど、周りに同じことで
悩んでいる人はいないように見える。
「食べなければいいだけって思われそう」
「こんな話をしたら、引かれるかもしれない」
そうやって、一人で抱えていないかな。
最初に伝えたいのは、
お腹いっぱいなのに食べるのを
やめられない苦しさは、
相談していい悩みだということです。
この記事では、話せずにいる気持ちを整理し、
誰かに伝える最初の一言を考えます。
読み終わった時に、
「全部説明できなくても、
助けを借りていいんだ」と
思ってもらえたら嬉しいです。
周りに見えないからといって、あなた一人ではない
友達は「お腹いっぱい」と言って、
ごちそうさまをしている。
自分だけ、まだ食べ物のことを考えている。
その違いを感じるほど、
「私だけおかしいのかな」と思ってしまうよね。
でも、食べることをコントロールできず、
食後に罪悪感や恥ずかしさを抱える状態は、
医療の場でも知られています。
英国NHSも、過食性障害について、
そのような特徴を説明しています。[1]
もちろん、この記事だけで
あなたの状態を診断することはできません。
ただ、「自分しかこんなことで困っていない」
と決めなくていいんです。
こんにちは|過食改善サポータの
のどかです。この記事を開いてくれて
ありがとうございます。
今回はあなたは1人じゃないよ
ということを伝えたいと思い
この記事を書くことにしました。
外から見える食事の様子だけでは、
その人の家での食べ方や、
食べた後の気持ちまでは分かりません。
あなたが言えずにいるように、
話せずにいる人がいる可能性もあります。
身近に経験者が見つからなくても、
相談できる場所はあります。
この記事を読んだ後には少しでも
心が軽くなってくれると嬉しいです。
「量を決めればいい」は、もう試している
お菓子を小皿に出す。
ご飯のおかわりを
しないと決める。
食べ終えたら、
すぐ片づけようと考える。
それでも食べ続けて
しまうから、困っている。
「お腹いっぱいなら、
やめたら?」という言葉では
説明できない苦しさがある。
私も、一人暮らしを始めてから、
お腹いっぱいなのに食べる手が
止まらなくなりました。
太りたくない気持ちは強いのに、
やめられませんでした。
外食後にコンビニでパンを
食べようとして、「まだ食べられるの?!」
と言われたこともありました。
相手にとっては、何気ない
一言だったかもしれません。
でも、自分でも理由が分からない時に
聞かれると、答えられないんよね。
だから、ここでは「量を決めたら?」
で話を終わらせたくありません。
決めても止まらなかった、その時の状況や
気持ちまで聞きたいと思っています。
ストレス、過食、罪悪感。その繰り返しまで隠してしまう時
例えば、
人に気を遣って疲れた夜。
食べている間は、
嫌だった出来事を少し忘れられる。
でも食後には、
「こんなに食べるつもりじゃなかった」
「自分は何をしているんやろ」
という気持ちが押し寄せる。
次の日も、誰にも話さず
普段どおりに振る舞う。
しんどさは残っているのに、
「自分で何とかしなきゃ」と思う。
こんな繰り返しに
心当たりがあるなら、
食べた量と一緒に、抱えていた負担にも
目を向けてみてほしいんです。
過食を振り返る時は、食事の不足や強い空腹、
感情的なきっかけなど、複数の面を見る必要があります。
NICEの診療ガイドラインでも、
過食性障害の治療では
食事と感情の両方を扱っています。[2]
すべてをストレスのせいにすることも、
我慢不足で片づけることもできません。
だけど一人で原因を言い当ててから
相談しなくても大丈夫。
「何が起きているのか分からない」ことも、
相談していい内容です。
話せないのは、相談するほどの悩みではないから?
「もっと大変な人もいる」
「食べることくらい、自分でどうにかしないと」
「心配をかけたくない」
そう思って、相談する理由を
自分で消していないかな。
食べることが頭から離れず、
予定を楽しめない。
食後の罪悪感で、寝る前まで
自分を責めてしまう。
そのつらさを、誰かと比べて
小さく扱わなくていいんです。
それに、相談する相手は、
必ず家族や友達でなくても大丈夫。
食べる悩みを扱う専門家や
相談窓口を頼る方法もあります。
もし以前、話しても
理解してもらえなかった
ことがあるなら、
その経験はつらかったと思います。
一人に伝わらなかったことが、
誰にも伝わらない
証拠になるわけではないので
安心してください。
小さなワーク|「話すためのメモ」を3行だけ
今すぐ誰かに送らなくても大丈夫。
まずは、自分のために
次の3行を埋めてみてください。
① 今、困っていること:____
例:「お腹いっぱいでも食べ
続けてしまう。量を決めても止まれない」
② そのことで、つらいこと:____
例:「食べた後に自分を責めて、
何も楽しめなくなる」
③ 相手にしてほしいこと:____
例:「まずは、やめられない苦しさを
否定せずに聞いてほしい」
これは説明のための記入例です。
自分の言葉で、書けるところだけ
書いてみてね。
話し始めるなら、
「食べることで悩んでいて、
自分でもうまく説明できないけど、
少し聞いてもらえる?」
の一言でも十分です。
途中で止まったり、
メモを見せたりしてもいい。
全部を一度に話す
必要はありません。
書くことがつらければ、
無理に続けなくて大丈夫です。
一人で抱えず、必要な相談先を選んでいい
食べることをコントロールできない
状態が繰り返される、嘔吐や強い食事制限がある、
体調に不安がある場合は、医療機関へ相談してください。
受診や相談先に迷う場合は、
摂食障害全国支援センターの
「相談窓口」ページでも、
地域に応じた案内を確認できます。[3]
病気かどうかを自分で決めてからでなくても、
困っている状態を伝えて大丈夫です。
うまく説明できなくても、今の気持ちを聞かせてください
病院に行くほどではないけど、
食後の罪悪感が辛い
過食をやめられない
と悩んでいる方に向けて
個別相談を行っています。
「食べることを楽しみたい」
「食後も穏やかに過ごしたい」
「誰にも言えないまま、
また同じ夜を迎えるのがつらい」
そんな気持ちがあるなら、
まずは話せるところから
聞かせてください。
個別相談では、最近困った場面や、
一人では整理しにくい気持ちを伺い、
今の生活で考えられる一歩を
一緒に探します。
先ほどのメモを使って話して
もらっても大丈夫です。
私にも、やめたいのにやめられず、
自分だけがおかしいように感じた時期がありました。
同じ経験でも苦しさは
人によって違うからこそ、
あなたの場合はどうだったのかを
聞きたいと思っています。
▼公式LINEで個別相談の詳細を見る
https://lin.ee/SO59MKz
相談する前に、
過食を減らしておく必要も、
気持ちをきれいにまとめておく
必要もありません。
「今、困っています」
そこから話し始めて大丈夫です。

コメント